ミスター自警団

趣味とか投資とか家庭とか。あとちょっとだけ仕事とか。そういうの。

永遠の0

これまで長らく自動車通勤だったのですが、今年から電車で通勤するようになったことで、通勤時間に本を読むようになったんですね。

 

それまでは、あんまり読書ってしなかったんです。

しかも、マンガに至っては親の教育で読ませてもらえなかったから、今でも読まないですし。

 

で、昨日まで読んでいたのが、『永遠の0』です。

 

映画は見たんですけどね。

原作を読むのはこれが初めてです。

 

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はい。今更です。

しかも、文庫本ですよ。

 

それが何か?

 

それはそうと、この小説は電車の中で読んじゃダメなやつですね。

ふいに涙が出てきちゃうやつじゃないですか。

 

内容としては、坂井三郎や西澤廣義とか、岩本徹三といった、実在のエースパイロットの現実にあったエピソードの中に、うまいことフィクションを織り込んでくるので、読んでいるうちにどこまでが史実でどこからがフィクションかが、ちょっとわからなくなってくるんですね。

で、読み進めるうちに、宮部久蔵という架空のパイロットが、実際に存在していたかのような錯覚を覚えてきます。

 

そして、文体自体はリズミカルでものすごく読みやすいのでサクサク読み進めていけるのですが、そこかしこに涙腺トラップが仕掛けてあるので結構危険ですね。

 

なので、涙腺がやばくなってきたら、そこで一旦、読むのを止めていたので、読了するまでに1週間もかかってしまいました。

 

だってほら、電車の中でオッサンがさめざめ泣いていたら気持ち悪いじゃないですか。

 

で、最後にちょっとだけ感想を。

 

宮部久蔵という人をみて、自分はこんな生き方ができるのだろうか。

自分のためではなく、自分の奥さんのためだけに、そこまで命がけで生き抜こうとすることができるのだろうか。

 

そして、何より、死んでもなお、自分のために人生をかけて恩を返してくれようとしてくれる人が、果たしているのだろうか。

 

流石に、ね。

 

とりあえず、若い子に丁寧な態度で接することから始めてみようかと思います。