ミスター自警団

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銀座の中銀カプセルタワービルに行ってきたの巻

10連休の最終日に、銀座の中銀カプセルタワービルに行ってきました。

 

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首都高を走っているとやたら目立つ不思議な形でおなじみの例のビルです。

向島のウ〇コビル、もうなくなっちゃったけど九段下の竹平寮と並ぶ強者的なビルです。

 

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以前、このビルの取り壊しが決まったよ的なニュースを聞いていたので、もう、廃墟になってしまっていたと思っていたのですが、たまたま、このビルの見学会が行われていることを知り、見学会に参加してきました。

 

www.nakagincapsuletower.com

 

この見学会を主催されているのは、その名の通り、中銀カプセルタワービルの保存再生を訴えておられる、中銀カプセルタワー保存・再生プロジェクトさんで、そのプロジェクトの代表の前田さんが案内してくださいました。

 

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ここがエントランスです。

郵便受けが中々カッコいいデザインですね。

ちなみに、今日は祝日なので管理人さんが居ませんが、通常はいるみたいです。

 

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この写真を見るとわかるように、結構、老朽化が進んでいるのですが、その独特の構造ゆえ、修繕することが難しく、空調や温水等の供給に支障をきたしているそうです。

 

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カプセルとカプセルはこのように上下左右接していない構造になっているので、防音性能に関してはかなり高いそうです。

ただし、外壁が鉄で、その中が木材でできているため、夏は暑く、冬は寒いそうです。

 

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廊下というか、踊り場というか、螺旋階段というかは、昼なのに全体的に薄暗く雰囲気たっぷりです。

 

前田さんはご自身でも複数のカプセルを所有されているとのことで、その中でオリジナルに近いカプセルに案内してくださいました。

 

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カプセル内にはオープンリールのカセットデッキとラジオ、そしてダイヤル式の電話があり、その上にはブラウン管のテレビが棚の中にビルドインされていました。

全てオリジナルで、ラジオはノイズがすごいものの、一応、受信できており、電話も、電話線自体はつながっているので、回線をつなげば使えるかもしれないとのことでした。

 

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これは、収納式の机です。パソコン1台で仕事するには十分な大きさですね。

 

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これはユニットバスの扉です。

内部は、丸を基調とした作りで、一応、湯船もあるのですが、ゆったりお湯につかるには小さすぎる大きさでした。

と、いうか、現在、ボイラーからお湯を送る管が破裂して以来、お湯の供給が止まっているので、湯船につかるのは無理ゲーらしいです。

 

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これは、テレビをビルドインしているモジュールの上の収納棚ですが、その中に、プロのレゴ作者さんに依頼したカプセルタワービルが鎮座していました。

 

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このドアの上部からの水漏れが鬼門らしいです。

 

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共有スペースからの室内の眺め。

 

やはり、全体的に薄暗いですね。

 

最後に、このビルを設計した、巨匠黒川紀章氏のご子息であられる黒川未来夫氏がギャラリーを運営されているとのことで、お邪魔させていただきました。

 

そこには、黒川紀章氏の事務所の倉庫からサルベージされた貴重な書籍が積まれていました。

その書籍を見ながら、黒川未来夫さんが色々なお話をしてくださいました。

 

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この見学会は定期的に行われているので、このビルに興味があるのであればこの見学会に参加されたらいいと思います。

 

なお、参加費は1人3,000円で、かつてのパンフレットの復刻版と主催者さんが出された本も買うことができます。

 

パンフレットの復刻版はこの見学会でしか入手できないので、絶対購入したほうがいいですよ。